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明日の横浜交通を創造する委員会(略称:横浜交通クリエーション)

「横浜市の交通ネットワーク充実のための市民アンケート」分析検討会を開催

昨年末(12月15日から1月14日・消印有効)実施しました「横浜市の交通ネットワーク充実のための市民アンケート」は、7800件(4.3%)を越える「市民・利用者」のご協力をいただきました。

2月14日(土)午後、東京工業大学宮嶋勝教授による「市民アンケート」の分析会が行われ、アンケートを実施した横浜交通クリエーションのメンバーをはじめ、労組本部・支部執行部、交通局からの約50名の参加で約3時間に亘り熱心な討議が行われました。

今日の分析会の趣旨は、「貴重な市民・利用者からの意見(アンケート)をどのように活かしていくのか、私(宮嶋教授)だけで分析しても意味がない。」「7800余名からの意見をどのように読みとっていくかが、これからの交通局にとって大切なこととなる。」「集約データーは、いろいろな視点で切り取ることが出来る。私は、交通の専門家の皆さんに活用してもらうための手助けをするだけです。」との位置づけが語られ、データーの分析が試みられた。
今回、用いられたのは2月10日時点でデータベース化された7813件のデーターです。<各設問は下記を参照して下さい。>

設問1では、回答者の居住地域では、市営バスのエリア44%、民間バスのエリア21%、競合(市営・民営の)エリア28%、バスが走っていないエリア7%ととなりました。「市営バスのシェア50%との関係で妥当性はどうなのでしょうか」との問いに、今回18区に均一にポスティングを行った結果、18区中「市営バスが走っていない区」が4区(瀬谷・泉・栄・(以下は一部)金沢・都築・青葉)程度が影響したのかもしれない(4/18=22%)。各行政区別で分析を細かくしていく必要がある。

設問2では、路線バスを「必要」としているとの回答は95%、「必要なし」4%、「その他」1%となっている。また、設問1の「走っていない」からのリンクを取ると「必要」は80%、「必要なし」が15%、「その他」は4%になる。路線バスが走らない地域でも80%の「必要」をどう捉えていくのか、詳細な分析が必要となる。

設問3は、自宅から最寄りの駅まで15分構想での横浜市の調査結果では、人口比83%を達成となっているが、今回のアンケートからは徒歩42%、バス35%、自転車7%、自動車6%と90%を達成している結果が出ているが「どのように見るべき」か。回答者の年齢構成が「70歳以上」32%「60歳代」27%と高くなっている。「年代を加味した分析が必要若年層は自転車が多いと思う」「データー入力していて感じたが、駅が10分以内だと徒歩、15分以上だとバス利用」と感じている。さらに分析を進めて欲しい。

設問4では、@のJRの駅利用が4131人でAの民鉄の駅利用が2931人Bの市営地下鉄駅利用は2000人という結果でした。「利用駅」を手かがりにバス路線毎の「満足度」を見ていく事等もできると宮嶋教授からのアドバイスもありました。

設問5では、市営バスの「満足」30%、「普通」38%、「不満」17%、「利用していない」15%で、全体では「満足している」データー結果となっている。過疎地でのバスのデーターでは「満足」と「不満」が逆になり。理由は、本数が少ない、料金が高い等という形で出てくる。都市部での調査の資料が手元にないが前回の「バス利用者1万人アンケート」との比較も必要だ。世代間での分析も必要であろう。

設問6では、地下鉄の「満足」28%、「普通」31%、「不満」13%、「利用していない」29%で、満足度が低いのは「@運賃の高さと、A階段の昇り下りという駅のバリアフリーの点にあるという」データーの見方も示されました。

設問7の、福祉・敬老パスご利用のお客様へ「他に希望するサービス」と、設問8の、自由意見については、千差万別の意見が述べられており、今後「分類化」を図りながら分析を進めて行きます。記名をいただいた意見・職業・性別なども今後の分析に取り入れていくべきとの意見も出されました。

また、設問5、設問6で「不満」と回答された方の大半がご意見を記述されている点を受け止め、関係者は「全体に目を通すべき」との意見もありました。

最後に宮嶋教授から、「データベース化したこれだけの素材があり、短時間でもこれだけの検討が出来る。今日の分析会で終わるのではなく、皆さんが必要とした分析ができるので、是非、このような「切り口」でと言う意見が欲しい」と話されました。

今後の「市民アンケート」集約の予定ですが、データーの精査と設問7・8の分類作業と平行して、分析視点を明確にしながら、3月末までに「報告書」を取りまとめて行くこととします。

市民アンケートの設問内容
市民アンケートの設問内容

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